万博行きを決めたきっかけ
事の発端は、8月に夫の大阪出張が決まり、その話を聞いた時に条件反射で
「私も行く!!」と即答したこと。
その結果、0歳9ヶ月の娘を連れて北海道から大阪の地へ赴くことになったのです。
そして、せっかく大阪に行くなら!万博に行きたい!!
20年ぶりに日本で開催の万博。
開催している時期に大阪に行けるなんて何かの縁。
…ただ、冷静になってから
真夏の万博に小さい娘を連れて行って大丈夫なのか…?
という一抹の不安がよぎりました。
事前に念入りにリサーチを行なったところ、熱中症に気をつけながら赤ちゃん連れでも楽しめる方法を知って、行ってみることにしました!
既に閉幕してしまった万博ですが、この記事では思い出を振り返りながら実際に大阪万博へ行った体験談をまとめています。
万博に到着〜入場まで
9時の東ゲート入場は最も混むと聞いていたので、混雑を避けて10時に東ゲートから入場しました。この日は土曜日ということもあり、人は多め。
着いてすぐに思ったこと。
あ、あっちぃ〜・・・!!
これは中々の蒸し暑さ。ちなみにこの日の温度は32℃。

北海道住みの私は早速挫けそうになります。
札幌でも32℃の日はありますが、蒸し暑さが全然違いました!
多くの人が日傘をさしていて、忘れた人向けに入り口で「日傘レンタル」まで用意されていました。
私たちは入場の20分前(9時40分)から並び、待ち時間は35分ほどで入場出来ました。(10時15分頃)
…ただ結論から言うと、この日一番大変だったのは、この入場前に並んでいた時間でした。
つまり、入場後は意外と快適に回ることが出来たのです!

万博会場での過ごし方
ベビーカーの移動のしやすさ(ベビーカー貸し出し・優先レーン)
ベビーカーでも入れるパビリオン内にはエレベーターあり、ベビーカーでも移動しやすかったです。
また、会場内にはベビーカーの貸し出しもありました。
ベビーカーの貸し出し場所は2ヶ所♪
・東ゲート施設東棟2
・西ゲート施設東棟1
さらに「ベビーカー優先レーン」がある海外パビリオンが多く、私たちはそちらをメインに選んだため、あまり長く並ばずに入場することが出来ました。
小さい子供連れに本当にありがたい仕組み…!
長時間の待機が難しい方のために設けられた専用の入場・案内レーン。
対象の方が、混雑を避けてスムーズに利用できるよう配慮されていました。
※ただし、日によって入場規制していたり、2歳以下ではないと優先できない場合もあったようです。
授乳室・おむつ替えスペース
会場内にはおむつ替えができるトイレ・ベビールームが10カ所以上ありました。
どこにいても比較的近くにあったため、実際におむつ替えで困ることはありませんでした♪
(トイレ・ベビーケアルームの万博公式情報:https://www.expo2025.or.jp/universalinfo/toilets/)
食事事情と買い物
早速
薬局「アカカベ」が会場内にあり、ミルクやおむつ・離乳食が豊富に揃っていて感動しました!
私はまさにミルク缶をマザーズバッグに補充するのを忘れてしまい、「どうしよう…!!!」と困っていたところ、この薬局に救われました😭
万博の薬局「アカカベ」売っていたベビーグッズ一覧
- おむつ(GOO.Nとマミーポコ。サイズ豊富)
- おしり拭き
- おむつ用ゴミ袋
- 離乳食(和光堂)
- ミルクキューブ(ほほえみ・ステップ)
- ミルク缶(ほほえみ・120ml & 200ml)
- 哺乳瓶
- ベビー麦茶(3つパックセット・ペットボトル)
- 赤ちゃんの純水
- ベビーお菓子(たまごボーロ・クッキーやおせんべい等)
- ジュレ(野菜・くだもの等)
- ベビー日焼け止め

赤ちゃん連れの万博の熱中症対策
行動の工夫について
実際に万博に行った先輩ママから、子連れで万博を楽しむコツとして①と②を教えてもらい「外にいる時間を最小限に」を徹底した結果、大正解でした!
- 万博の「リング」下を通り、できるだけ日陰を選んで移動する。
- ベビーカー優先レーンを積極的に使い、早めに屋内へ入る。
- 休憩をこまめに♪
- 保冷シートなど暑さ対策グッズを活用する。
- こまめに麦茶などを飲ませて水分補給する。
また汗をかいた時の対策としては、
・汗をかいた後に着替えられるよう、赤ちゃんの着替えを複数持参。
途中でお着替えしてスッキリ出来ました。
・ミニタオルを持って行き、濡らして頭を拭いたりなど活用。

持って行った暑さ対策グッズ
◆赤ちゃんが背負うタイプの保冷シート
◆ひんやりベビーカー用シート
◆クリップ付き小型扇風機(ベビーカーに付けられるようにクリップ付き)
当日入れたパビリオン一覧(事前予約なし♪)
10時〜19時の間でなんと10カ所のパビリオンを回ることが出来ました。
【事前予約なしで、当日予約1種類+当日開放のみ】
入場出来たパビリオン一覧:
・大阪ヘルスケア
・未来の都市(当日予約)
・PASONA館(ベビーカー優先レーン)
・ドイツ(ベビーカー優先レーン)
・インドネシア(ベビーカー優先レーン)
・サウジアラビア(ベビーカー優先レーン)
・スペイン(ベビーカー優先レーン)
・中国(ベビーカー優先レーン)
・ポルトガル(ベビーカー優先レーン)
・マレーシア(ベビーカー優先レーン)
ベビーカー優先レーン+こまめな休憩のお陰でほとんど室内におり、ベビちゃんもほぼグズることなく快適に過ごすことが出来ました。
個人的には、2035年の未来を覗くことが出来た「未来の都市」
iPS心臓が見ることが出来た「PASONA館」
サーキュラーという可愛いマスコットが案内してくれる「ドイツ館」
が印象に残りました!

ちなみに、パビリオンの事前予約は3種類のチャンスがありました。
・2か月前抽選
・7日前抽選
・3日前空き枠先着
私は抽選に関しては日程が間に合わず、
3日前空き枠先着は、眠たい目を擦りながら0時にチャレンジしましたものの1つも事前予約することが出来ませんでした…!(圧倒的無力…!!)
そのため、「あまり多くのパビリオンは見れないだろうな…」と期待していなかったのですが、想像以上に沢山のパビリオンを見る事ができ大満足な1日になりました。
◆ドイツ(出入口でベビーカー預け)
◆インドネシア
◆サウジアラビア
◆スペイン
◆中国
◆ポルトガル
◆マレーシア
◆ネパール
◆PASONA館(混雑状況によって開放しているようです)
◆フランス(出入口でベビーカー預け)
◆アメリカ
◆ポーランド
◆オーストラリア
◆イタリア
◆ハンガリー
◆ウズベキスタン
◆コロンビア
※時間帯や混雑状況によって変わることもあったようです。



まとめ
真夏の大阪万博に0歳児を連れて行くのは正直ハードルが高いと感じていました。
でも実際は、会場設備やスタッフの方の配慮・ベビーカー優先レーンのおかげが大きいですが、事前の暑さ対策・持ち物準備・休憩スポットの把握を意識して、赤ちゃん連れでもとても楽しむことが出来ました♪
大阪に住んでいたら何回も行きたいと思うくらい楽しかったです!
ベビちゃんが大きくなったら、「0歳の時に万博に行ったんだよぉ👩」と伝えようと思います(笑)
次回の日本での万博はいつになることやら…!!


